子育ての悩みの中で、多いのがママ友の関係ですよね。
私自身は、長男の時は、ご近所にあまり子供がいませんでした。
いたとしても、共働きの方が多く、私は専業主婦だったので話す時間がなかったような気がします。
また、ずっと年上の方が多かったのかな。
ママ友と呼べるようになったのが、長男が少年野球をやるようになってからですね。
お互い子供を応援するという関係で、団結していたような気がします。
長女の時は、これがまた結構悩んでました。
子供同士の関係だけではなく、親同士の関係が、子供にも大きく影響してしまったような気がします。
今だからこそ、波長の合わない人とは距離を置くといいよとか
趣味や話の合う人と付き合った方がいいよとか人に話せるのですが、いざ自分のこととなると見失ってしまいます。
実は 私、子供が小さい時に、自殺を考えたこともあるくらい悩んだことがありました。
子供を車に乗せて、どこか遠いところに行ってしまいたい。と運転したら
長男が、何か察したのか、運転の途中で戻らされたのを思い出しました。
思い詰めていると
自分で自暴自棄になってしまい、行動にブレーキが効かなくなるのですね。
そのころに、水島広子先生(精神科医)の本に出会っていたら、もしかしたら思い詰めなくて済んだかもしれない。。
今更ですが。。。
精神科医 水島広子先生の著書「整理整頓 女子の関係」
単行本
Kindel版
CHAPYER1 なぜ「女の敵は女」なのだろう
CHAPYER2 比べたがる「女」との関わり方
CHAPTER3 「敵」「味方」を作りたがる「女」との関わり方
CHAPTER4 ママ友、社宅 「社会的な仕事」としての「女」との関わり方
CHAPTER5「形ばかりのつながり」を求める「女」との関わり方
CHAPTER6「自分は自分、他人は他人」ができない「女」との関わり方
CHAPTER7 演じる「女」とのつき合い方
CHAPTER8 恋愛すると変わってしまう「女」とのつき合い方
CHAPTER9 自分の中の「女」を優しく癒してあげよう
この中で、最初のページ
「他人から傷つけられてきた人たちの特徴」の中で
いつも否定されて育ってきた人は、自分の意見と違う意見を持っている人を見ると
「自分が否定された」と感じがち。
人から虐待的な扱いを受けてきた人は
人を見たときにまず「自分の敵か味方か」を区別したがる傾向にある
このことは育った環境=家庭環境なのでしょう。
この本のなかでは家庭環境のことは書いていませんが、私自身、家庭環境って、やっぱり大事だなって思いました。
自己啓発本を読むと、家庭環境を大きく取り上げられています。
実は 私自身も親に関するブログを書き綴ったことがありました。
両親 や 人間関係で悩んだ日々の記事のまとめ VOL1〜VOL20
両親 や 人間関係で悩んだ日々の記事のまとめ VOL21〜VOL40
親との関係は、実は人間関係の歪みにも関係があることを知りました。
だからこそ、過去に戻って見たのですが、気づきも多かったです。
人生変えることができます。。大丈夫♪
さて本題のママ友との関係
水島広子先生は
幼稚園や学校でのママ友は「職場の人」くらい の見方をした方がいいと書いてあります。
こどものために合わないママと仲良くしなければいけない
ママ友とのお付き合いは、職場の人とのお付き合いと考えれば
「本当にそれだけの時間を投入する価値のある仕事なのかを検証」=これ、仕事と思うと結論を出しやすいですよね。
ただ、大事なのは「大切な存在だよ」「否定しない」こと 配慮が大切とのこと。。
ママ友で仲間はずれに。。
意外に勘違いされやすいのが、自分は全て声がかかるのは当たり前と思ってしまう←これ私でした。
だから、私だけ声がかからないと、外されたと思い込んでしまったのかもしれません。
「社会的な仕事、職場の人」と思えば、自分の仕事にあった人がいる場所に行けばいいのです。。
ここに気づくまで、何年かかったのか(笑)
そしてね
物理的に巻き込まれないというのは、群れて行動しないということ
社会人になってまで群れて生きて行きたいのかを考えることとアドバイスをされています。
んでんでんで。。←しつこい(笑)
「一人でいる女性はかっこよい」という文化を創っていけば良い←めちゃめちゃかっこいい
「環境が変わってもいつまでも親しくし続ける必要はありません。
その時々にあった相性もあるはず、お互いの領域をきちんと尊重しあえる関係の友人を、どんどん創っていけばいい」
この本は、何か人間関係でもやっとした時に読み直している一冊で
私はKindleで読んでいるのですが、いつでも読めて、あ〜また女を手放してないと反省しています。
また、読んでいると
実は、どきっとする部分がたくさん出てくるのですよ。
何がどきっとするのかというと
いわゆる「女」の嫌な部分が。。
相手ではなくて
そう自分の「女の嫌な部分」
最初の目的は 相手を責める思いで読んでいたのですが
なんというか、相手だけではなく 私自身にも大きな問題があった。
例えば、仲間外れにされた→ここは仲間外れではないのですよね。
誰しも相性だってあるし、自分自身もその場所にいて心地いいかと思えばそうではなかった
私自身はママ友で悩んだことはあったけど
最後にね
実際、ママ友の関係で悩んだことが、たくさんあったけれど
相手だけではなく、私自身の考え方にも問題があったということに気付かされました。
要するに「思い込み」もたくさんあったんですよね。。
だけど職場の人と思えば、割り切れることもたくさんありました。
是非是非 悩んでいる方にオススメの一冊だと思います。
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