家族だから愛したんじゃなくて 愛したのが家族だった〜岸田奈美 著

エッセイ
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私の友人 Tさんは 嬉しいくらいに 私に本をプレゼントしてくれる。
「もういいのよ。気にしなくていいの」とメッセージを書きながら
「有料でもいいから 送って欲しい」と内心では思っているの。

なぜなら 彼女の選ぶ本 ほとんどハズレなしで
自分では探せない本がたくさん。

私自身は なんせ 偏っているので
作家もわからないと 面白いのかどうか わからないと手を出さない。

彼女から 時折 本が届くと
「もう〜〜無理しなくていいのに〜〜」と言いながら
ワクワクして 封を切る。。

このワクワク感が止まらないのです。。

さて たくさん 送ってくれている本の中の一冊
かなり有名な方なんでしょうが
実は 私は知らなかったのです。。

そして いつものように
まず 彼女の本コーナーを作ってあるのだけど
そこに 飾って眺めてる。。

ここでも すぐ手を出さないのが悪い癖
結局

「こんな面白い本 なんで早く読まなかったのか」って悔しがるパターン

この岸田奈美さんの本も そうだった

家族だから愛したんじゃなくて 愛したのが家族だった

実は この本 読んだ後 Nさんに貸出中で 昨日返却されたばかり。

密かに Tさんの本棚は貸し出しOK。しかし返却もきちんとできる人のみと話してる。

実際一人にしか話してないし 貸し出してはいないけど。


このピンクの付箋

写真を見たら もうちょっと品のある付箋にして
付箋の貼り方で性格がわかるような気がする。。

あとで 取り替えよう。。素敵な付箋を買ってから。

テレビで放映になったとか 見なかった。。。残念。

Tさんは このように一冊一冊 なぜこの本を選んだのかを書いてくれている。

どんだけ岸田奈美さんのファンなのかわかるよね。

でも読んだ後 その気持ちが よくわかった。



そして つくづく Tさんと 私と好みが似ているから
送られてくる本にハズレはないんだと確信

岸田奈美さんって どんな人?

このでかいクリップ 読書ノートやブログに載せるときにすごい便利


岸田奈美 きしだなみ

1991年生まれ 大学在学中に株式会社ミライロの創業メンバーとして加入、10年にわたり広報部を務めたのち、作家として独立。世界経済フォーラムグローバルシャイバーズ。Forbes「30UNDER30JAPAN2020」選出

家族は  父は14歳の時他界 母は車椅子 ダウン症の弟 祖母 

はじめに

「気がつけば作家になっていた。いや 本当に私は作家なのかしら。〜身のまわりに起こった愛しいことを言葉にして、花咲じいさんのように四方八方まき散らしていたら、たくさんの人に読んでもらえた」

読んでいても 言葉も全て自然体で書いてあるので 情景が手に取るように 浮かぶ。

ちなみに 書き始めたのが 「note」

岸田奈美|NamiKishida

このnoteで日記のように書いていたら本になった、パターンで

有料定期購読「キナリマガジン」書いていて その購読量が生活費。
「マガジンの読者数により、夕飯に並ぶ揚げ物のラインナップが変わるくらい、岸田家の生活費の9割を占めるマガジンです。一ヶ月だけでも購読で、応援してもらえると嬉しいです。」

この一言メッセージも 読んで応援したくなります。
Tさんも 同じ気持ちだったのかも。。

家族だから愛したんじゃなくて 愛したのが家族だった〜岸田奈美 著 見出し

はじめに
弟とわたし
  弟が万引きを疑われ、そして母は赤べこになった
  波にできることはまだあるかい
  どん底まで落ちたら、世界規模で輝いた


母とわたし
  母に「死んでもいいよ」といった日
  ミャンマーで、オカンがぬすまれた
  Google 検索では見つからなかった旅


父とわたし
  先見の明を持ちすぐる父がくれたもの
  6月19日 18時42分
  忘れるという才能


日常とわたし
  黄泉の国から戦士たちが帰ってきた
  「アサヒスーパードルゥゥァイいかがですか?」
ズンドコベロンチョの話をしなくて済んだ


仕事とわたし
  バリアバリュー
  櫻井翔さんで足がつった


だれかとわたし
  よい大人ではなかった、よい先生
  選び続ける勇気
  家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった


かきたし
  表紙の絵の味

どこから読んでも 面白いし 涙を誘う

私が 付箋をしていた箇所
① 「エッセイで書いているエピソードは全部、母から聞いた話だ。後悔はしていない。
私には「忘れる才能」が残ったからだ。

で、なんで付箋したのか覚えてない。やはり 読書ノートって大切かもしれないですね。
なんで ここに付箋したのか どこに共感したのか。・・

②「アサヒスーパードルゥゥァイいかがですか?」このページ

ビールが売れる時期に ホットコーヒーを売るために


「とにかく創意工夫をこらした。
まず出勤日を、比較的冷え込むナイターや、雨予報に絞った。
そうすると、外野席で雨に濡れてる人や、内野席の一番上で吹きさらしに遭ってる人がたまに買ってくれる。加えて 買ってくれそうな人の見極めも重要だ。」

その結果 すごい売り上げを叩き出した。。歴代で最も多くのコーヒーを打った女になったようです。

③会社で書籍を発行すると決まったら、とりあえずビジネス書を片っ端から模写して、こうやって描くのかと身体にたたき込んだ。

この模写は 私に 一番必要なメッセージ。。

まとめ

Tさんが 本を送ってくれることによって
私の読書量が増え それだけではなく 視野が広がった
そして岸田奈美さんの本に出会い どんなに苦しい時も
岸田さんの本を読み直したり noteの投稿を読んで励まされている。

このほかにも2冊読ませてもらった。
この感想もまた いつか 付け足して書きたいと思います。


この2冊はまだ読んでいないので Kindle版で購入
楽しみは 置いとこう。。

新刊

ぜひ みなさんも 岸田奈美ワールドへお越しください。
そのほか読んだ本は

ブクログに記憶させています。

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